TVを付ければ、福島の原子力発電所の話題でもちきりで、放射線の量が何ミリシーベルトだとか、健康被害があるとかないとかで、怯える生活が続いている。
早く復旧して欲しい・・・
そんな事を願うことしかできないが、その裏で、決死の作業が続いている事を頭に入れておかなければならない。
米ニューヨーク・タイムズに「Last Defense at Troubled Reactors: 50 Japanese Workers(原子炉に立ち向かう最後のとりで:50人の日本人たち)」が掲載されました。
原発からの放射線・放射能を最小限に食い止めるため、真っ暗な原発施設内を、懐中電灯ひとつを頼りに作業をする作業員。
頻発する爆発音を耳にしながら、放射線から身を守るため、白い防護服をまとい、重たい酸素ボンベを背負って作業をしているというのだ。
彼らは米国の原発労働者の個人総被曝量を1時間で浴びるという。
そう、復旧をするということは、裏で誰かが頑張っているということを忘れてはならないのだ。
昼夜を問わず、命の危険を冒してまで作業をしてる人もいるということを・・・
私の義父も、原発関連の仕事をしている為、地震発生後、現場に出向いたり、調整をしたりと、必死で働いてます。
「気を付けて」と言葉を掛けることしかできないけれど、そんな義父を心から誇りに思う。